このレビューはネタバレを含みます
戦争を知らない少年アルが彼もしらない間に
その渦中へと入り込んでしまう。
ある兵士が命をかけて最後まで戦い抜いたという真実は少年アルの中でのみ生き続ける。
ガンダムのパイロットがクリスだと知ったアルは、クリスとの別れのシーンで彼女に優しい嘘をつく。もしかしたらアル自身も、バーニーが死んだことを事実として受け入れていなかったかもしれない。
(バーニーが隊長を想って嘘をついたシーンと重なってしまいまた涙腺が爆発する)
アル中での"戦争"というものの形が
大きく変化したことは間違いないと思う。
アルという少年の目線から描かれるからこその
残酷さがあった。アルのキラキラとした輝く瞳を通すとあまりにもリアルにその残酷さがうつりこんでしまう。辛い。
バーニーとクリス、お互いが知らないところで
お互いを傷つけ合っているのが最悪の展開すぎて。あんな幼い少年にそんな真実を受け止めさせるなんてひどすぎるぜ……
幼少期の浪川ボイスに癒されるとしよう…
個人的にEDの戦争の中に生きる子供たちの姿が自分に刺さりすぎて、曲も相まってまた涙が…