エピソード08
其の二拾一 つきよの森は危険がいっぱい

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あらすじ
志能備学園男子校を爆破したり、私たちのところへ色々な改造忍者を送ったりした敵組織が、今度はついに私たちの志能備学園まで爆破したの! その危険を事前に察知したナナフシさんが知らせてくれたおかげで、みんな爆破前に学校から逃げていたから無事だったけど……これでひとつはっきりした。敵の狙いは私たちだってことが。この前のお祭りのときもそうだったし、今回も学校に私たちしか残っていないところを爆破したからね。でも、私たちを狙う目的は何なんだろう……。
それはともかく、当面の問題は私たちに帰るところがなくなっちゃったこと。志能備学園の寮まで爆破されちゃったし、もし里帰りをしても、敵がそこに現われて里の人たちに迷惑がかかるかもしれない。そんなわけで私たちは、しばらくつきよ姫さんのいる森で暮らすことにしたんだ。そうとなれば、まずはつきよ姫さんに引っ越しのご挨拶をしないとね!
で、つきよ姫さんに会えたはいいけど、そのとき降ってきた雨がなんだか変だった。雨が降ったら寒くなるのはわかるけど、それが異常なほどだったの。ナナフシさんやしきみさんが言うには、この雨が森の温度や私たちの体温を奪ってるんだって。どうしよう、このままじゃ寒くて動けなくなっちゃう! 雨も敵の仕業だとしたら、早く決着をつけないと! つきよ姫さんは、敵の居場所に心当たりがあるみたいで、私たちも一緒にその場所へ行ってみると……本当に敵がいた! でも、寒くてとても戦えない……。そんなとき、突然つきよ姫さんが突然私たちを縛り上げて、動けない私たちをそのまま敵に引き渡そうとしたの! まさか、あのつきよ姫さんが私たちを裏切るなんて……一体どうしちゃったんですか、つきよ姫さんっ!
©GoDo/「ひまわりっ!!」製作委員会