デラ

世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生するのデラのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

命を落とした暗殺者が女神によって異世界転生させられ、転生させるかわりに勇者を暗殺するよう依頼を受ける。
転生した暗殺者は、異世界の勝手や暗殺者貴族である父親のノウハウを学んだり、手駒となる者を集めたりしながら、勇者を暗殺するその日に備える。

まず異世界転生ものにありがちな特に理由も努力もなく俺TUEEというわけではないので受け入れられやすいです。
前世での暗殺者としての技術や人生経験は本人が確かに努力して身に付けてきたものですしね。
スキルはもらいものですが、勇者を暗殺するために自分で選んだものだし、同様の実験体もスキルもらっても失敗してるわけだからそんなに嫌味には感じません。
なんならこの人ならスキル無しでも方法を探るもしくは無理だから断る選択をしそう。

物語冒頭でメンバーが揃って任務をこなしてるシーンをみせたうえで、前世で死ぬところから始まるわけですが、メンバーが揃うのは最後なのでこのみせかたはありでした。
最初に一期での目標をたててそこまで進んだということでキレイに締まりました。
最後は少し苦戦する相手でしたが、一期で集めてきた仲間の力も借りつつの勝利だったので集大成としては十分でしょう。
そして勇者始動ということで引きも良かった。

ハーレムなのは…まぁラノベだしねぇ
少年としての身体の性の目覚めのくだりが面白かったからまぁいいか

主人公は落ち着いていますが、年齢の高さはさほど感じないような気もします。
デラ

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