プルヤ

オッドタクシーのプルヤのネタバレレビュー・内容・結末

オッドタクシー(2021年製作のアニメ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

怒涛の伏線回収アニメ‼️
よく思えば、本編の随所に伏線が散りばめられていた。
例えば、
・黒猫の和田垣(偽三矢)のお母さんは、黒猫じゃなくカワウソ?らしき動物である点。
・序盤の剛力の小戸川に対する「俺は何に見える?」という問いかけ。
でもそれに対し、ミスリードを誘うような描写もあった。
例えば、序盤の小戸川が自分のタクシーに白川を乗せるシーン。小戸川は白川に対し「この辺でアルパカはあんたしかいない。」と言うが、白川はそれに違和感もなく微笑む。これは後から見返すと、ただ単に白川の人が良く、剛力の病院でも看護師として働いてるので、小戸川の状況を察しての行動と取れる。これは、観る人の「視点」で、様々な考察を呼ぶオッドタクシーならでは(と言うのは少しこじつけかもしないが)。
勘のいい俺は、途中から何となくと先が読めた。
一つ謎なのは、小戸川の超能力の謎である。
物語ラスト、これが1番の伏線回収になるが、小戸川の病名が「高次脳機能障害の視覚失認」だということが判明する。これによって小戸川は自分も含む人間が動物に見えていた訳だが、「大勢の中から特定の人を見つける能力」などの超能力とどう結びつくかがイマイチ分からない。病名的に発達障害的な物かと思われるので、それの副次的な作用かれないと俺は思っている。
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