火の鳥のおのレビュー・感想・評価

　原作既読。未だに色褪せない名作をアニメでも見てみた！
　初めて読んだのは市立図書館の日当たりの良い席にて齢9の時。圧倒的な世界観と緻密な歴史観に、わからない箇所が多くても心が動いた記憶がある。

　今10年ほど時が経って。改めてアニメで見てみると、漫画と同様に作品のスケールの大きさを体感した。火の鳥を主軸に人々がどう生きてどう死んでいくかを第3の視点（つまり神様？）で見ることができる。
　今の社会課題や現状を示唆する点も多々あり、手塚治虫の造詣の深さを感じ取れる、そんな作品。