陸奥圓明流外伝 修羅の刻の14の情報・感想・評価

エピソード14
化物(けもの)
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あらすじ
大混乱となってしまった御前試合。家光の首をとって討ち死にするという圓だったが、天斗に説得され、倒れた佐助を連れてこの場を去ることにする。群がる徳川家の家臣たちに道をあけさせるため、将軍・家光を人質にとり、出口へ向かう天斗と圓。だがふたり前に、十兵衛が立ちはだかった。家光の首などどうでもいいという十兵衛は、ただ天斗と勝負がしたいという。そこで天斗は、自分が「陸奥天斗」であることを明かし、十兵衛と対決することに…。
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真世紀

真世紀

十兵衛との試合の最中、意を決して観戦する家光の首を狙う圓だが、佐助から受け取った父の形見の村正を、十兵衛の一撃を手甲で受けたのが響き、取り落としてしまう。斬りかかる護衛の刃を自らの身体で受け止めた佐助という前話のラストを受けての寛永御前試合編最終話。 圓を逃がすべく、天斗は家光にスリーパーを決めて人質に取る。い並ぶ重臣らの前で失禁、さらにこの体たらくの家光でありますが、映画「柳生一族の陰謀」を思えば、ある意味、これで済んでよかったなと(爆)。 人質・家光の命で下がる家臣たち。その命を拒否する十兵衛。自らが陸奥であることを口にした天斗との対戦へ。十兵衛の片目の秘密なども楽しい。 そして、対宮本武蔵編と比すと寛永御前試合という舞台設定もあり、登場人物がさらに多彩となり、この御前試合から後年の柳生十兵衛の死にもつなげていく風呂敷の畳み方も決まる。
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