エピソード10
〜帯広〜原田明理 前篇

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あらすじ
和菓子店・柳庵に「いらっしゃいませー」と明るく響く声。声の主は原田明理。ドジをしながらも元気に働く彼女を、周りの店員たちが微笑んで見守っている。店へ入ってきた青年の顔を見て明理の顔が曇ってしまう。しきりに話し掛けてくる元店員の黒川に困惑顔の明理。店員の池田が黒川に注意するが、彼は聞く耳を持たず、店を出て行ってしまった。そんなとき、店の奥で電話が鳴った。それは明理あての電話。「・・・え、父が?」電話の相手に平謝りした後、受話器を置いた明理は、深いため息をついた・・・。