NOMAD メガロボクス2の6の情報・感想・評価

エピソード06
ROUND6 無力だと自覚しても、神は踏み絵を差し出す
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あらすじ
突然戻って来たジョーを受け入れられず、苛立ちを抑えられないサチオは、ボンジリの店に居合わせた客と揉めて怪我を負わせてしまう。荒れるサチオを心配しながら、オイチョは決別のきっかけとなったあの日の試合を思い出していた。
コメント2件
ひろきま

ひろきま

サチオを思いきりひっ叩きたい
平田一

平田一

このコメントはネタバレを含みます

カラーと白黒の交錯で映し出させる殴り合い。けれどそこには温度の異なる"表裏一体の惨敗"。未見の名作『レイジング・ブル』同様の罪と罰。 ただ壊してしまったのはジョーだけではなかった。サチオもまた自分の言葉で叩き壊してしまった方。そのことを一切責めず、落とし前をつけることにジョーは意識を集中させて、今の皆のことを尊重。 多分ジョーは許されることも贖罪も求めてない。壊してしまった加害者としての立場だけを求めてて、そこにもう絆も何も、何一つ入ってこれない"修復不可能の断絶(絶交とも)"を欲しているとしか見えない。今更過去を求めることさえ意味がないのを分かってて。 自分の短絡的発想でトラブルを招いたサチオが、その背中に何を感じて、何をするのか、決めるのか? 直視するジョーの次は、やっぱり元ライバルか?