映画ケーン

甘々と稲妻の映画ケーンのレビュー・感想・評価

甘々と稲妻(2016年製作のアニメ)
2.7
子供が怖く見える時がある。魂の無い死体が話ている感じがしてゾッとする。
大人にとっての子供の理想像(構造として男の理想像の女の子キャラと同じ)。だから目に生気が宿ってない様に見える。幼稚園の子も。ふとした瞬間が怖かった。

思ったより食材のカットが少なかった。

ストーリーが変わっちゃうかもだけど、父じゃなくて子供目線で見たかった。
観客の僕らは父の疲れや不安が見えるけど、子供はただ無邪気に遊び、何もかもが楽しい。例えば、いつもと同じコンビニ弁当でも、変わった食べ方をして遊ぶ。子供はどこにでも遊びを見出す。でも、大人の僕らは食べてるものがコンビニ弁当だと知ってる。その視点のギャップが子供の危なっかしさの表現にもなって、より大人としてどうかしてやりたい、みたいな感情になったり。
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