エピソード14
太陽は元気です!

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あらすじ
今日はMRR創立以来、初の公開訓練となる「マシンロボフェスティバル」の日。スタンドいっぱいの観客、向けられる多くのカメラ・・・その注目度は高く、全隊員が気持ちを引き締め出席していた。・・・とは言っても、子供たちにとっては家族が見学に来る“参観日”のようなもの。訓練開始直前までワイワイとはしゃぐ。しかし一同が両親にいいところを見せようとにわかに緊張する中、太陽と大地だけは沈んだ表情を見せていた。大地は両親が来られないことに、太陽は航空事故で両親を失っていたため、寂しさを感じていたのだ。
隊員の紹介と各隊のマシンロボのお披露目が済むと、子供たちは家族と共に食事をとり始めた。だがひとりぼっちの大地は食事会を抜け出し、会場の外で孤独に弁当を食べる太陽を発見する。大地に自分の事情を語る太陽。そこへ大地の両親が到着し、太陽は本当のひとりぼっちになってしまった。
午後の訓練では模擬戦が行われた。大地のドリルロボと対戦した太陽は、両親にいいところを見せたいだろう大地に気を遣い、ジェットロボにロクな指示を出そうとしない。しかし太陽の思惑を見抜いていた大地のひと言と、MRRの仲間たちの声援、そして太陽の寂しさを汲んで応援してくれた大井川夫妻の気持ちに気付いた太陽は、MRRのすべてのスタッフが自分の家族であることに気付くのだった。