エピソード23
がんばれ太陽

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あらすじ
ハイパーステルスロボの猛攻撃を受けて、南飛島に不時着したジェットロボ。大気圏から落下する瞬間、太陽は4年前に起きた飛行機事故の記憶を取り戻してしまう。その恐怖のあまり、気を失ってしまう太陽。MRRの子供たちは、長官から太陽とジェットロボ救出の出場命令を受けて、ジャイロロボ、ドリルロボ、ポリスロボ、サブマリンロボとともに現場へ急行した。
現場に着いた子供たち。誠はコッピットのハッチを開けて太陽の様子をうかがう。どうやら命には別状ないようで、ホッと胸をなで下ろす子供たち。早速、太陽を手当する子供たちの前にハイパーステルスロボが現れ、ジェットロボに止めを刺そうとする。しかし駆けつけてきたマシンロボたちが、その攻撃を阻止する。ポリスロボはゾーンを展開させるが、ステルスロボも同じようにゾーンを展開させて、ポリスロボのゾーンを壊してしまった。マシンロボしか使えないはずのゾーンをステルスロボも使えるという事実に驚愕する子供たち。
基地に戻った太陽は、今までベッドで眠っていたことが嘘のように、もりもりとゴハンを平らげ、持ち場に戻ろうとする。太陽の記憶が戻ったことに感づいていた宮島は、太陽を試すために飛行訓練に誘う。はじめはなんともない様子の太陽だったが、降下を繰り返していくうちに、表情はみるみるうちに変わっていき、恐怖のあまり泣き出してしまう。こんな状態ではジェットロボのロボマスターは務まらないと感じた宮島は、太陽にロボマスターを降りるように告げる。
そのころ、誠はほかの隊員たちとともに長官の部屋を訪れていた。それは、ステルスロボの正体をあきらかにするためだ。そこで子供たちは長官の口から驚きべき真実を聞く。ステルスロボは長官や水道橋博士の祖父が、もともと軍事用に開発した殺戮マシンだったのだ。その強大な力を恐れた長官たちは、災害や人命救助に適した新しいマシンロボを作り出したのだ。