オムニバス感が今までの部よりも強い第四部。
歴代を含めてジョジョが三人も居るし、戦闘以外のスタンド使いも居ることから"オールスター感"とか"ファン感謝祭"感も強い。
ギャグが結構好きだったりバトルが面白かったりと、「神回だッ!」となる回が多かった。非常に楽しく最後まで観れる。
特に日常回が輝く輝く。第四部独特の良さだと思う。
意外なところで再登場するキャラも多く、推しになるキャラの幅も多いのではないだろうか。
仗助の地元に居るヒーロー感とか、承太郎のあふれ出る前作主人公味とか、康一の隠れ主人公感とか、吉良の悪だが自分の哲学を持っている様子とか……キャラの個性は相変わらず強くて見応えがある。(良い意味で)スタンドバトルが無くても物語成立させられるんじゃないだろうか?
音楽は相変わらずかっこよく、色彩も興味深い。
承太郎が目立ちすぎだったり、作画が(素人目でも)気になる瞬間があったり、と短所に感じる部分もあるけどかなり好きな部だった。
シナリオ全体だと二部が一番好きだが、キャラの個性とか単発のシナリオだとこの四部が一番好き。
五部も期待。