肉食動物と草食動物。
絶対に相容れない存在同士が共存している学園群青劇。
正直、最初は期待して観てなかったが、ここ最近で1番のヒット。
立場が違うだけでここまで見えてる世界は違う。しかし、その立場にはなれない。
じゃあその人の考えや苦悩は共有することはできないのか。いや、できる。
それは対話すること。その人の事を理解しようと歩み寄ることなのだ。
知らないということは勝手に相手を肥大化して、怪物だと思わせる。何も知らないのに。
しかし、ルイとレゴシは歩み寄ることができた。
ルイはシシ組に入り、イブキに会えたことで。
レゴシはハルに恋したことで。
きっかけは復讐であったり、恋であったりで、理由は違うが違う存在に歩み寄れたことで、知ることができたのだ。
ただ本能で生きてるだけじゃなくて、その人にはその人の悩みがあり、自分と同じ存在なのだということを。
怪物と優しい彗星はBEASTERSを観る前と後では圧倒的に違う。みんなに見て欲しい。
