エピソード08
EP 8 AREA 51

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あらすじ
2022年。エグゾフレームを解析し、異星人のテクノロジーを解明しようとする試みは、世界各国が莫大な予算と最高の人材を投入したにもかかわらず、すべて失敗に終わった。アメリカ・エリア51で行われていた異星人技術解析計画「プロジェクト・ゼノゲージ」も凍結され、今では原理の解明ではなく応用を模索しようとする異端者が後釜に座っていた。そこにはボウマンたち海兵隊員の姿も。レシャップに対抗する力を求める彼らとエリア51の研究者の思惑が一致したのだ。そして開発された海兵隊用エグゾの試作機。新たにボウマンの元に配属されたフェルナンドはその存在に驚く。それは形骸化するザンクトガレン協定を決定的に崩壊させかねない存在だった。エグゾの軍事的有用性とアザニアの危険性に関する報告を握りつぶし、曖昧な態度をとり続ける上層部に、彼らは決断を迫ったのだ。そしてもし政府が現実を受け入れることを拒否するならば、その時、彼らは......。
平田一