シーズン2、やっと観終えた、、、。
仕事が忙しかったのと、なんやかんやと映画を優先してしまい、なかなか滞ってしまった。
というのも、このシーズン2。
いよいよ、見た目の話の派手さよりも、2大勢力の根本的な理念とそれを背負う2人の軍人の倫理や思想、そして、戦略に深々と焦点が当たる。
つまり、話が難しい。難しいと言うか、ものすごく深い。
腐敗した民主主義の中で、市民が関心のない政治の中で選ばれた金と権力に囚われた一部の政治家が己の主義主張で国を左右する側で、恐るべき知略と戦略で幾度と戦果を挙げてきたヤンウェンリー。
一方で、絶対的な専制君主制の帝国の頂点に君臨し、ヤンウェンリーの知略に翻弄しながらも、ライバル心を剥き出し、部下であり無二の親友を失った悲しみを抱えながら圧倒的な信頼を得て確固たるリーダーシップを発揮するラインハルト卿。
この腐敗した民主主義と、恐るべきリーダーシップがある専制君主制。この2大勢力の構図の上に繰り広げられる広大な宇宙と途方もない人的規模の戦争。
ヤンウェンリーのトリッキーな戦術の数々。
一見、逃げの一手かと思われた要塞からの離脱。ここからこのシーズン2が大きく動き出す。
そして、最後の2大巨頭の激突。
圧倒的な数で押し切りにきたラインハルトと数では劣りながらも知略と好奇を逃さないヤンウェンリーの戦い、“バーミリオンの死闘”、ここの見どころ。
しかし、そこからシーズン2の結末。
ここも、腐った民主主義と類稀なリーダーシップがある専制君主性の差が戦いの命運を分ける。
勝ちを選べたのに選ばないヤンウェンリー、勝たされたと思わざるを得ないラインハルト。
これが何を表し、ここからどうなるのか、、、気にはなるが、骨太過ぎて段々ハードルが上がってきたのは間違いない。
どちらの名将にも欠かせない名バイプレイヤーがいる。数もなかなか多い。特にラインハルト側の右腕たち。
ロイエンタール、ミッターマイヤー、、、なかなか覚えられない中、何人かは覚えられるほどキャラが立ってて、2人以外の動きもなかなか見逃せない。
そして、ちょいちょい出てくる中立国家“フェザーン”。
今回も出てきて、あれこれ何やら画策するが途中で雲隠れっぽい展開に、、、こいつら、いったいどうするつもりか。
ここから先があると思うと、どう変わっていくのか、気になって仕方ないが、またどこかで気合いを充電して、、、。
ここまでで54話。シーズン2、ひとまず走破。
めちゃくちゃ濃厚なアニメであることは間違いない。
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