漂流世界×異能×青春。異世界に幽閉され閉じ込められた学生たち。彼らは団結して元の世界への帰還を目指す。そのハズだった。
哲学的で、おしゃれで。でも言いたいことが難しく、理解できない。それが全編にわたり続くので、かなり人を選ぶ。エピソード毎の好き嫌いも結構分かれそうである。
多種多様なキャラクター像。各話でスポットのあたるキャラクターが違うのだが、はっきり言えば変なやつが多い。それが魅力的だったり、反対に魅力皆無だったり。骨折してる子がなかなか興味深い人物像だったかも。
エンディング『少年少女』は神。銀杏BOYZの曲がバチっとハマっていた感じ。物語にクエスチョンマークがあっても、最後にこれが流れると謎に感動してしまうことも。
好みからは外れているけれど、決してクオリティが低い作品ではなかった。独特の雰囲気に慣れはじめてきた頃に、また突き放されるような感じも多々ありながら、なんとか完走。