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ユーリ!!! on ICEのナのレビュー・感想・評価

ユーリ!!! on ICE(2016年製作のアニメ)
5.0
おそらく人生で一番何周もしているアニメ。
久しぶりにイッキ観したら感情が爆発した。

元々は、フィギュアスケーターの宮本賢二先生が振り付けで参加するアニメが始まるということで観始めたのが初見。

1話冒頭のリンクの氷が削られる音を初めて聞いたときからもう何年間もこのアニメに心を掴まれ続けてます。1話の頭から最終話の尻まで余すところなく全部全部大好き。

劇伴も別格。スケートシーンのプログラム用に書き下ろされた曲はもちろん、海辺で師弟が話すシーンのピアノに始まり、ポップだったり繊細だったり場面ごとのOSTが最強に雰囲気ある。オーケストラコンサート開催されたのも納得。

ストーリーは師弟の関係性ばかり注視されがちだけど、師弟以外にもいろんな人たちのいろんな感情と関係性とが描かれていて毎話が分厚い。キャラの感情の変化のタイミングのアウトラインがきちんと描かれているから置いてかれないし、その奥を想像したくなっちゃうのがまた憎い。

「橋」が象徴的に使われているのもとても推しポイント。「『ユーリ!!! on ICE』における橋について」で1万字は書ける気がする。

「スケートシーンは手書きで」が売りだったはずだから4話以降のスケートシーンにCGが使われてるのがめちゃくちゃ勿体ないし毎回もどかしくなる。けど作画コスト半端ないだろうし、、と言う気持ちもある。その代わりと言ってはなんだけど、延期に延期を重ねてる劇場版にはかなりかなり期待しています!!!!!!
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