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ゲゲゲの鬼太郎(第1作)のABBAッキオのレビュー・感想・評価

ゲゲゲの鬼太郎(第1作)(1968年製作のアニメ)
3.5
 1968年65話。UNEXTで視聴。ゲゲゲの鬼太郎の初テレビアニメ化で白黒。ちょうどウルトラマンや赤影で子ども向けカラー番組が始まった頃が、こちらは内容と相まって白黒であるために怖さが増す。永遠に忘れないオープニング曲(いずみたく作曲水木しげる作詞)と共に鬼太郎と目玉おやじ、ねずみ男の造形も完璧。妖怪城、大海獣、など後年繰り返し出てくるストーリーもすでにある。その一方で鬼太郎、目玉、ねずみ男がレギュラーで、子泣き、砂かけ、塗り壁、一反もめん、猫娘らはほとんど登場しない。
 自分は第2期をリアタイで見た世代だが、第1期を通しで見ることはなかった。今は配信で見られるのはありがたい。後のカラー版に比べてストーリーに工夫があり、中身がある気がする。特に中盤の30回前後から面白い回が多い。「妖花」は沖縄戦を思わせる話。
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