小学生の時に夏休みに一挙放送してたのを観た以来の履修。
これは紛れもない神アニメ。
友情だったり、親子の絆、挫折をしても諦めないこと、人には生きていくうえで大事なことがある。
それをこの作品は野球を通して教えてくれている。野球は上手いが欠点だらけの性格の吾郎が成長していく姿がなかなかいい。(こっから中学、高校、メジャーに上がっていくにつれ、クズな部分に拍車がかかるのだが)
メジャーが一番描きたいテーマである大切な人との死別。それについても語らせてもらいたい。
息子の吾郎だけでなく婚約者だった桃子、親友の茂野の葛藤やトラウマを見ていて辛くなる程に描いている。彼らにとっておとさんの野球に対する姿勢、家族との向き合い方、それにどれだけ多大な影響を受けていたかがよく分かる。
当時観てた時と違い、自分自身も大人になって大切な人の死を経験した。
だからこそおとさんの死という大きな出来事が、他人事に思えず感情移入した。
この作品を通して前に進めた気がする。
