シュローダー

カウボーイビバップのシュローダーのレビュー・感想・評価

カウボーイビバップ(1998年製作のアニメ)
5.0
あの時代に未来を予知したかのようなアニメーション。
いつ観てもまったく古臭くなく、なんならいつまでも新しい。

作画も丁寧で、色調も良く、音楽も最上。


最近のアニメーションは納期の問題か、アニメーターさん不足だからなのか、お金の問題か、
作画崩壊や、戦闘シーン・演奏シーンなどの動きが複雑だったりコマ数が増える場面にて、3Dアニメーション(?)のようなCG感のある描写になってしまうのにがっかりしてしまっている…。(アニメになにも詳しくないし、内情知らないのに勝手にがっかりすなよ…)

全編3Dならそれはそれで構わないのだけれど、ところどころで挟まれると無知なわたしはびっくりしてしまう…。

もっとしっかりと自分自身の手でアニメを作り上げたいアニメーターさんはたくさんいらっしゃることだろうとこれまた勝手に想像。
いかに宮﨑駿監督が狂気じみているかがわかる。

どんな職種でもそうだが、お給金が上がって自身の生活の安全を確保してから、安心して物やサービスの品質を高めていくことのできる、そんな職場環境が整うといいな…
そうすればきっと、日本の幸福度指数は自ずと上がっていくのになあ…。

と、この作品とは関係のないところまで考えてしまった。
それほどまでに良い作品で、この作品ほどのものにはそうそう出会えないということを思った。
また1話から最終話まで視聴っ走り(ひとっぱしり)しようと思います。
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