歌代

四畳半タイムマシンブルースの歌代のレビュー・感想・評価

四畳半タイムマシンブルース(2022年製作のアニメ)
2.9
監督は湯浅政明じゃないし正直期待もしてなかったんだけど…一体誰なんだこの人たち。一体どこなんだこの世界。

TVアニメ『四畳半神話大系』がオールタイムベスト級に好きで、携帯の待ち受けは10年明石さん(変えるきっかけがなかっただけだが)。
だけどハッキリと、こういうノリはありがたがれないんだなって思いました。

監督が違うことでこんなに変わるのか〜。
とはいえ全くの別物を作るような気概のある作品ではなくて、むしろみてくれは限りなく似せてあるのでひとりだけパラレルワールドに迷い込んでしまったような違和感で顔をしかめてしまった…。
作り手も湯浅ワールドを無理してやってないし、その理屈がしっかりあるように感じます。理屈を感じる分余計にムカつくのです。
ちょっとだけ寄せてる"湯浅作品っぽさ"みたいなところもいっぱいあって、それが正直スベってる。あるいはファンへの目配せとして「このセリフを出しとけば喜ぶでしょ」とでも思っているのか。そういうのやめてくれ!幻滅しちゃう!!したくない!!
いや、作り手は正しいです。
そもそも原作が二次創作的ってことも知ってたし、このスタンスで作るのは正しいと思うんですよ。
だけど僕は素直についていけなかった。という話です。
歌代

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