一つの歴史が終幕した。
平和とも地獄とも考えられる世界を
必死に守り続けるために、
今も世界は争いを繰り返している。
時の流れとともに価値観や考えは
変われど「生きる」という目的を
見失うことはなく、
それぞれがそれぞれの平和のために
新たな地獄を生み出そうとしている。
「俺たちはいつ報われるんだ?」
この問いの答えを知るものは
おそらく未来永劫現れることはない。
命を持ち、そこに意味をもたらした瞬間、
この平和と地獄は続いてしまう。
生きてしまった以上できることは
平和を守ることであり、
地獄を受けいれることなのかもしれない。
いつか平和を覆い尽くすほどの
地獄が訪れようとも
それを無理矢理にでも平和と解釈し
また地獄を作り続けるのだろう。
人類のカルマに乾杯。