ゆりな

進撃の巨人 The Final Season 完結編(後編)のゆりなのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

本当にあった歴史を見ているかのようなストーリーだった、それだけ物語を作り上げるのが上手だった。すごい。
最後は少年漫画感満載のラスボス戦でかっこよかった。作画が綺麗すぎて戦闘シーンの迫力が特にすごかった。特に立体軌道の動きがやっぱりとてもアニメ映えする。
怒涛の展開で一個一個整理していって伏線回収とか考察を見ていくと色々な新しい発見があってさらに面白い。
1話目から最終話の結末が決まっていたのがとても好き、漫画を描き上げるのに何年もかかるのにすごすぎる。全ては最初から決まっていて無駄な展開がないからこそこんなにも物語に入り込むことができるんだなと思った。

最後、平和になったけれど、時間が経ったら結局人間同士また争って滅ぼし合っている描写がすごく悲しいけど、人間はこんなもんだというメッセージが現実的で進撃らしいなと思った。
結構メインキャラ死んでしまうのではという覚悟で見ていたから結果的にこの話ではほぼみんな生きててよかった、リヴァイの前に今まで死んでいった仲間たちが現れたところ感動した、

全てを知った上でまた一から見てみたい。
リアルタイムでは追っていなかったし、昔は興味が湧かなかったのだけど、本当に観てみてよかったな、すごくいい作品に出会えた。
ゆりな

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