徳子さん………😭 ただもう徳子さんのキャラクターがとても好きでした。重盛と資盛も好き。平家一門の誰かではなくて、観察者であるびわが主人公に据えられているのもすごく良かったと思います。
びわが祇王の後を追って出家する仏御前の先を見るシーンでボロボロ泣いてしまった。男性が記述する「歴史」の中で、祇王は清盛の寵愛を失った悲劇の女性として伝えられるけれど、そうじゃなくて、いいように遊ばれて捨てられる男社会からの解放と女性の連帯が、おそらく意識的に描かれているのがとても良かったです。
強さとか勇猛さとか、「男らしさ」とされるものがいかに脆弱で、「男らしく」あることがいかに苦しいことか、というのも随所で描かれていたと思います。
四季折々の風景や小道具の中の草花がすごく綺麗で印象的！
