あんまん

爆走兄弟 レッツ&ゴー!!MAXのあんまんのレビュー・感想・評価

爆走兄弟 レッツ&ゴー!!MAX(1998年製作のアニメ)
3.8
これはマリナが可愛いという点だけが誰にも否定できない作品。
バトルレースに偏りすぎたのと、主人公たちのマシン特性がみんな中途半端でどうにか必殺技を使う場面を作る、そして勝つみたいな展開が多いからマンネリ化もしてるし、なにより製品化されないマシンたちが軒並みダサい。WGPのオメガとかネイティブサンもカッコ良くはないけどダサくはないし製品化されたらほしい。

セイバーもそうだけど、この世界ではガンブラスターやビクトリーマグナムなどのメインキャラクターのマシンが製品化されるので、それらを適当な色つけて走らせるのはいいけど
せめてもう少しいい感じのカラーリングや何かしらセッティングを特化した描写を見せてほしかった。
ある意味これまでのシリーズよりも「普通の子供達がマシンを作り、走らせてる」というところを見せたかったのかもしれないが、それにしてもオリジナルマシンを持つキャラクターとの差の付け方も微妙なので、リアルタイムで見てた小学生の頃の自分としては「雑魚がなんでこんな目立つのか」がわからなかった。

ミニ四駆ブームが去り始めたり、いろいろ大人の事情があったにしろ、もう少しマシンの魅せ方があったのではないだろうか。
あとバトルマシンも「いやいやこれはもう違うだろ」と言いたくなるようなロケット噴射や火炎放射、プラズマとか出ちゃってて
過去作の針やノコギリローラーみたいなあくまでも「マシンに搭載されてるパーツ」という概念から外れすぎたものが多くて萎える。ファントムブレードとバイスイントルーダーはある意味その域を超えない攻撃方法だから許してる。
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