プラネテスの20の情報・感想・評価

エピソード20
PHASE-20 ためらいがちの
拍手:2回
あらすじ
木星往還船の試験は、その舞台を宇宙空間に移していた。ハチマキはEVAテストを優秀な成績でクリアする。そしてハチマキはハキムたちと合計四人でチームを組んで閉鎖環境試験を受けることになる。一方、デブリ課には新人が配属されてきたが、それは思いもよらない人物だった。クレアが転属命令を受けたのである…。
コメント1件
平田一

平田一

このコメントはネタバレを含みます

ハチマキが去ったあとのデブリ課が見られたり(まさかまさかの新人が)、ハチとハキムの微笑ましい腐れ縁が見られますw けれど後半は現実にどう挑むかの話。予測のつかない未知の世界で、どう対処をしていくか?時によっては人間性さえかなぐり捨てなきゃならないことも、突飛なアイデア一つもなければあの世へ直行することも。 捨てる覚悟が無い人間と捨てる覚悟のある人間の、良くも悪くも格の違いというのが苦く伝わります。 幸福は創造の敵という言葉のように、ハチは夢想を現実へと変えるために切り捨てた。 この回が素晴らしいのは、それを悪だとしないこと、かといって善でもない。 一個人の決めたこと、に徹した姿勢だと思う。 タナベの口癖"愛"がいよいよ試される時ですね。
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