プラネテスの25の情報・感想・評価

エピソード25
PHASE-25 惑い人
拍手:7回
あらすじ
テロ事件から半年後、完全に修復されたフォン・ブラウン号の乗員発表が改めて行われた。そこには合格したハチマキの姿もあった。だが、彼は終始うわの空でどこかその様子はおかしい。タナベが会社を辞めて地球に戻ったことを初めて知ったハチマキは、ある夜にふとしたことがきっかけで彼女の遺言状をのぞき見てしまい…。
コメント2件
よしわら

よしわら

この作品の根幹。名作ということが決定づけられた
平田一

平田一

このコメントはネタバレを含みます

会見でのハチマキが、心ここにあらずすぎ。会見も夢なのか、現実かも曖昧で、ハチマキの精神とリンクしすぎて、何か怖い… こうまで何か、穴の空いたようなハチは見たことない… がむしゃらに頑張って、色んなことを切り捨てた。その代償なんだろうか、生きる屍みたいじゃん… 知らない間にタナベに起こったことにも気付けなかった自分。ハキムを本気で撃とうとしていたあの時の自分自身。その闇に骨の髄まで染まりそうになったはずが、これまでに出会った誰かの思いでギリギリ救われた。 けどタナベ…明るかったタナベが明るさ無くしちゃって、恐ろしさで身体をああまで震わすだなんて、ツラすぎる… 二人とも広大すぎる宇宙の闇に呑まれかけて、あんな打ちのめされたような姿を見るのはショックです… でも最後に救われました。 タナベがいつも訴えていて、ハチマキは鼻で笑った、"愛"という不確かで、存在する温もりを… さあ、このまま最終回。 長いようで短かった…