エピソード37
第717話 能面屋敷に鬼が踊る(後編)

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あらすじ
清閑寺は倉庫に閉じ込めたコナンと蘭の様子を見に行く。陰に隠れていた蘭はキックを入れて清閑寺は昏倒する。囲炉裏の間では、治三郎がモヨノは虚堂の娘という事実を小五郎に打ち明ける。母親が離婚して名字が壬生になったらしく、モヨノは父親の作品を安売りした赤座に腹を立てていたという。話を聞いた小五郎は、モヨノには赤座を殺害する動機があると考える。
古井戸付近では、誠之助が治三郎を殺害する次の仕掛けを確認していた。そこに鬼女の面をつけた人物が現れ、誠之助の顔にあやかしの面を押しつける。能面は裏の舌状のパーツを銜えて顔に付けるタイプ。思わず舌状のパーツを銜えた誠之助は喉を掻きむしって井戸へ転落する。その拍子に仕掛けの滑車が回転、囲炉裏の間の能人形が炭火に向かって倒れる。
倉庫から逃げたコナンと蘭は庭を通り、井戸の中で絶命した誠之助を発見する。囲炉裏の間では能人形に火がつき、大きな炎が燃え上がっていた。初穂は囲炉裏の間に駆け付け、治三郎を車椅子に乗せて脱出。遅れてコナンと蘭が駆け付けた時、モヨノは姿を消していた。コナン、蘭、小五郎は囲炉裏の間から逃げようとするが、なぜか戸口は開かず、にじり口も落下した内装材で塞がれてしまう。意識を取り戻した清閑寺は燃える本館に気付き、消火器で火を消そうとする。その時、鬼女の面をつけた人物が現れ、清閑寺の顔に獅子口の面を押しつける。清閑寺は誠之助と同じように喉を掻きむしって絶命する。
コナンたちは囲炉裏の間から能楽堂へ移動するが、本館からの脱出経路を見つける事ができない。その時、蘭は能楽堂の屋根の所にある高窓を発見。窓からは鬼女の面を付けた何者かがコナンたちを見下ろしていた。鬼女の面を付けた人物はすぐに姿を消し、コナンはこの窓から出れば本館から脱出できるかもしれないと考える。そしてコナンたちは近くにある金属のハシゴを使って本館から別館へ移る。
その時、別館にある館内電話が鳴り、小五郎が受話器を取る。電話は治三郎と一緒にいる初穂からだった。初穂は火が回っていないキッチンへ逃げるように伝え、小五郎は清閑寺とモヨノに気を付けろと忠告。その直後、初穂が「姉さん、やめて」と叫ぶ声が聞こえてきて電話が切れる。初穂はモヨノの妹だったのだ。この後、コナンたちは庭で絶命した清閑寺を発見。さらに庭には胸に鉄串が刺さったモヨノ、車椅子で池に突っ込んだ状態の治三郎、うつ伏せに倒れた初穂がいた…。現場を見たコナンは…。
hikarinokomama
blackmonkey
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えっちゃん
にゃーお
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