エピソード41
第721話 火と水のミステリーツアー(熊本編)

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あらすじ
コナンたちの目の前で犯人はUSBメモリが入ったくまモンのぬいぐるみごとジャスティンを連れ去っていく。翌朝、熊本市内のホテルにいるコナン、小五郎たちの前に熊本県警の梶山刑事が現れる。犯人から1千万円を持って市内に来いと熊紋食品に電話があったという。この後、灰原は廊下の隅でひそひそ電話をかけるジェシカを見かける。この時、灰原はジェシカが落とした名刺を見て驚く。
ホテルの会議室に集まって話し合う小杉刑事、梶山、熊田、井上、小五郎。熊田は犯人から取引場所は追って連絡すると言われた事を皆に報告する。井上は開発データより子供の命の方が大事だと発言。熊田は開発データを軽視する井上に激怒する。会議室のドアに耳をあてて会話を盗み聞きするコナンは2人のやりとりを聞いて違和感を抱く。灰原はジェシカが持っていた名刺の事をコナンに教える。それは夫、高森直人の名刺で、驚く事に直人は熊紋食品と同じ業界の大手、ヒゴフーズの社員だった。
この後、コナン、灰原の所に元太、歩美、光彦がやってくる。歩美は少年探偵団だけでジャスティンを見つけ出そうとしていた。歩美は声をかけた事により、取引を邪魔した責任を感じているのだ。そこに現れた井上は危険だからダメだと歩美たちを諭そうとする。井上は犯人にバッグを投げられた時に倒れて腕をケガした歩美を気遣う。結局、井上もコナンたちと一緒にジャスティンを探しに行く事に。
井上は犯人から電話があった時、背後から市電の音がしたと語り、コナンたちは下通アーケード近くの市電停留所へやってくる。その時、コナンはラーメン屋の「スタンプ帳の忘れ物あります」という貼り紙に気付く。それはジャスティンのスタンプ帳だった。犯人に連れ回されているジャスティンは自分の居場所を知らせるため、わざとスタンプ帳を忘れていったのだ。女性店員は大人とハーフの子が城の方に歩いていったと証言。コナンたちは城の方へと向かい、ハーフの子の話題を話す女子大生たちに遭遇。ジャスティンは目立つように愛嬌を振りまき、自分の居場所を知らせようとしているのだ。
コナンたちは通行人たちの目撃談を頼りにジャスティンの行方を追う。その頃、犯人はジャスティンを連れて城彩苑湧々座に来ていた。ここで犯人は熊田の携帯に電話し、熊本城の大銀杏の下に金を入れたバッグを置けと命じる。さらに犯人は警察を見かけたらジャスティンの命の保証はないと脅す。この後、コナンたちは目撃談を頼りに湧々座を訪れ、ついに犯人とジャスティンを発見する。ジャスティンは犯人が慌てた一瞬の隙を突き、ぬいぐるみを抱えて逃げ出す。徐々に追い詰められていく犯人。小五郎はトラップを仕掛けて取引場所の大銀杏の下で犯人が来るのを待ち構えていた…。
blackmonkey
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えっちゃん
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