エピソード04
第727話 果実が詰まった宝箱(前編)

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あらすじ
コナン、小五郎、蘭、世良は園子に誘われ、日売テレビの番組「どちらのスイーツでSHOW」の収録を観覧する事に。番組はパティシエ2人がお題のフルーツでスイーツを作って対決する内容。チャンピオンの栗村習平(くりむらしゅうへい)は6週連続で勝ち続けていた。お題のフルーツは収録まで秘密にされていて、知っているのはフルーツを宝箱に詰める担当者のみ。だが、栗村はいつもお題のフルーツに合う食材を用意していて、テレビを見たコナンは栗村が事前にお題を知っていると疑っていた。
お題を決めるのはフードコーディネーターの春日寺文(かすがてらふみ)。春日はフルーツを宝箱いっぱいに詰めて南京錠を掛けると、日売テレビのプロデューサー、樽岡利英(たるおかとしひで)に送る。樽岡に指示されたADの降谷渡(ふるやわたる)がもう1つ南京錠を掛けて箱を春日に送り返す。春日は自分が掛けた南京錠を外し、箱をテレビ局へ戻す。箱は収録まで倉庫に置かれ、鍵は収録まで銀行の貸金庫に保管されるという。このように外部に漏れない仕組みだが、審査員の料理評論家、武木正徳(たけきしょうとく)は誰かが栗村にお題を事前に教えていると疑い、独自に犯人捜しをしていた。
収録当日、武木はスタジオに現れず、急遽、小五郎が沖野ヨーコと一緒に審査員を務める事に。武木が不在のまま収録は始まり、栗村と挑戦者の榎木呉亜(えのきどくれあ)が登場。そして司会の剣崎(けんざき)がお題のフルーツが入った宝箱の鍵を開けると、観客から悲鳴が上がる。箱に詰められたリンゴの中に武木の遺体が埋まっていたのだ。硬直具合から死後半日以上は経っていて、箱の縁には血をふき取ったような跡が残っていた。コナンと世良は箱のフタが開いている時、武木は縁に頭をぶつけて亡くなり、そのままリンゴと一緒に詰められたと推理する。
この後、目暮警部、高木刑事が捜査を始めると、そこに春日がやってくる。春日は昨夜、箱にフルーツを詰め終わった後に武木が家に来たと証言。春日は箱の中身をバラしている犯人を突き止め、番組で暴露するから収録に来いと武木に言われたという。春日は武木が箱の南京錠をチェックしていたと証言。武木は春日をフルーツの情報を外部に漏らしている犯人と疑っていたという。箱を取りに来たAD2人は春日の家から武木が帰る姿を目撃していて、小五郎はいつ箱に遺体が入れられたのかをわからずにいた。千葉は昨夜、武木が時代劇のエキストラに混じってテレビ局にこっそり入っていたという情報を掴む。それを聞いた世良は武木が箱を保管していた倉庫に潜んで犯人を待ち伏せしていたと推理。コナンと世良は武木が箱をこっそり開けた犯人を目撃した後、殺害された可能性が高いと考えるが…。
hikarinokomama
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Anne
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