エピソード11
第814話 ブログ女優の密室事件(前編)

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あらすじ
コナン、元太、光彦、歩美、灰原は阿笠博士と一緒にホテルベイカーウエストのケーキバイキングにやってくる。コナンたちがケーキを食べていると、プチファルコン(小さな玩具のヘリコプター)が飛んでくる。元太のケーキの上に落ちたプチファルコンは女優の北見沙弥のものだった。沙弥がお詫びとして、一緒に写真を撮ろうと光彦たちと話していると、そこに女優の庄野杏奈がやってくる。
沙弥と杏奈は番組の企画でブログの人気順位を争っていて、負けた方は丸坊主になる事になっていた。杏奈は自分が勝つと沙弥に告げた後、私のブログを見ていないのかと訊ねる。杏奈はあなたの秘密を公表されたくなかったら早めに白旗をあげなさいと沙弥に忠告する。この時、コナンは杏奈の付き添いが千葉刑事の小学校時代の後輩、米原桜子だと気付く。普段、家政婦をしている桜子は依頼を受け、風邪を引いた杏奈のマネージャーの代わりに身の回りの世話をしているという。
沙弥と杏奈は仲が良くないが、このホテルを舞台にしたドラマのWヒロインとして撮影に参加していた。この後、桜子は杏奈に頼まれた物を買いに行こうとする。その時、沙弥は杏奈に品物を届けた後、話があるから自分がいる504号室に来てほしいと桜子に頼む。コナンは桜子と別れると、杏奈のブログをチェックする。杏奈が自分のブログに沙弥の秘密が載っていると話していたからだ。だが、ブログは好きな漫画や料理などの紹介で、沙弥の秘密らしきものは載っていなかった。
桜子は買ってきた物を604号室にいる杏奈に届ける。ドラマ撮影が始まるのは午後6時。杏奈は5時に起こして欲しいと桜子に頼み、桜子以外の人が来てもドアを開けないと伝える。この後、桜子は約束通り、沙弥がいる504号室を訪ねる。ドアにはファンレターらしき封筒が貼ってあり、桜子は封筒の黒いハートマーク型の覗き穴を見る。この後、沙弥はドアを開けるが、用事がなくなったと桜子を追い返す。5時30分、コナンは慌てた様子の桜子と会う。桜子は何度604号室の呼び鈴を鳴らしても杏奈が起きないと困っていた。メイクの時間もあり、6時から撮影に間に合うか、ギリギリの時間だった。
コナン、桜子、沙弥は受付からマスターキーを借りて604号室のドアを開けるが…。部屋では頭から血を流した杏奈が息絶えていた。遺体近くにはマスターキーがあり、コナンは密室殺人と考える。コナンはキーの傍の床の白いシミに気付く。それは生クリームだった。この後、目暮警部たちが捜査を開始。死亡推定時刻は午後4時から4時30分の間で、杏奈は細い棒状の凶器で何度も頭を殴られていた。桜子は杏奈が自分以外の人が来てもドアを開けた事を不思議に思う。過去にストーカー被害に遭った杏奈はそれ以来、約束した人以外は部屋に入れないという。コナンは現場の状況から犯人の目星をつけて…。
blackmonkey
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ゆい
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