エピソード18
第821話 曇柄寺が隠す秘密

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あらすじ
4日前の夜、宍戸隆は米花金融から3千万円を強奪し、その2時間後に交通事故死する。事故の時、宍戸は3千万円を持っていなかった。どこかに隠した可能性が高く、高木刑事と千葉刑事は犯行後の足取りを掴むために聞き込みをする。その頃、小五郎、コナンは曇柄寺の住職、足立了全から相談を受けていた。了全は昨夜、建て替え工事を中止しろという脅迫電話があった事を告白。工事は昨日始まったばかりだった。了全は工事を一旦中止し、脅迫犯人を見つけ出してほしいと小五郎に依頼する。
この後、コナンは姑の矢野春子と嫁の浩美が言い争う現場に遭遇する。春子は昨日の昼間、近所に住む寅谷栄作を中央公園で見たと主張し、浩美は同時刻に栄作を西口公園で見たと反論。コナンは1人の人間が同時刻に2ヵ所にいたという話に興味を持つ。小五郎は聞き込みをして、栄作の息子の寅谷金太と寅谷銀助が工事を見て慌てていたという情報を得る。この後、コナンと小五郎は寅谷家の前でバッタリ会う。小五郎が脅迫電話の事を聞くと金太と銀助はかけてないと否定。続けて、コナンが栄作の話をすると2人は動揺する。コナンたちは2人の反応から何かを隠していると確信して情報収集する事に。
近所の人の話によれば、3人とも働いていない寅谷家。小五郎は栄作の年金で暮らしているが、栄作はすでに他界していると推理する。小五郎は年金が入らなくなるため、金太と銀助が役所に届けずに遺体を曇柄寺に埋めたと睨む。コナンは小五郎の妄想に呆れるが、栄作が他界している事がバレないように金太と銀助が栄作に成りすまして2つの公園に現れた可能性はあると考える。コナンたちは栄作の生存を確かめるため、寅谷家を再び訪ねる。だが、栄作は発言がおかしいもののちゃんと生きていた。
高木たちは曇柄寺の近くで宍戸を見たという目撃者を見つける。小五郎は3千万円が消えた事を知ると、金太と銀助が仲間の宍戸から3千万円を受け取り、曇柄寺に隠したと睨む。コナンは寅谷家に強盗事件の翌日の新聞が何紙もあった事も思い出し、小五郎の推理も満更ではないと考える。だが、宍戸は嫌われ者で、千葉は仲間の可能性はないと断言する。懲りない小五郎は金太と銀助が宍戸から3千万円を強奪し、大金だったために曇柄寺に一旦埋めたと推理して近所の人に聞き込みをする。
春子、浩美は4日前の夜、栄作がいなくなったと証言。認知症気味の栄作は夜になると街を徘徊する事があり、その夜も金太と銀助が栄作を捜し回っていたという。春子は金太と銀助が曇柄寺で栄作を見つけたと証言。その夜、栄作は持ってもいないリュックサックを埋めていたと話していたという。話を聞いた小五郎は栄作が宍戸から3千万円を奪って曇柄寺に埋めたと推理するが、コナンは70歳の栄作には無理だと言って呆れ果てる。この後、コナンはこれまでの情報、証言から事件の真相に辿り着いて…。
Misa
blackmonkey
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