エピソード04
第848話 千葉のUFO難事件(後編)

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あらすじ
3ヶ月前の10月4日に不可思議な事件が発生。杯戸高校の敷地内で顔をコンクリにめり込ませて窒息死していた雑誌編集者の中津恭吾。遺体と一緒にコンクリで倒れていた朽木雄輔に容疑がかけられる。犯人が被害者の頭に被せて窒息死させた袋状の凶器は発見されていなかった。朽木は容疑を否認し、UFOから降りて来た宇宙人が浮いたまま中津を殺害し、またUFOに乗って飛び去ったと話しているという。コンクリの足跡から朽木はコンクリが固まるまで外に出ておらず、凶器を処分するのは不可能だった。防犯カメラには画面の上から下に通り過ぎる大きく細長い不気味な影が映っていて、それは杯戸高校の和田陽奈が夏休みに杯戸公園近くで目撃したUFOと似ていた。
目暮警部はこの事件を捜査する千葉刑事を呼び出して注意する。この事件の真犯人は宇宙人で、警察は宇宙人の存在を隠蔽しているとネットで大騒ぎになっていた。ネット記事には某有名探偵がネタ元と書かれていて、千葉は現場にいた小五郎と察して話を聞きに行く。小五郎は酒飲み仲間に冗談半分で話してしまったと謝罪する。最初は「強い光を浴びて気を失った」と話していたが、途中から「犯人はUFOから降りてきた宇宙人で、UFOに乗って逃げた」と証言を変えた朽木。そのため、千葉は3か月前の聞き込みを毎日やらされて疲弊していた。
コナンは朽木がやっているUFO関連のブログを見つける。コナンは朽木がいろいろなUFOの記事をブログに載せているのに今回の事件の宇宙人の話は載せていない事に違和感を抱く。渋谷先生が突き落とされた事件があって杯戸公園から皆の足が遠のいていたため、陽奈以外のUFO目撃情報はいなかった。8月末に公園内に防犯カメラが設置されてからは皆も安心して公園に来るようになったという。
この後、コナンは小五郎、千葉と共に朽木の家を訪ねて朽木から話を聞く事にする。千葉がドアをノックして話を聞きたいと声をかけると、朽木は部屋が散らかっていると大慌てになる。部屋は雑然としていて、机にはたくさんのUFO写真が置かれていた。コナンは朽木の左手が黒く、右手が白いという色の違いに注目する。そして、コナンは椅子の上に立ち、書棚の上置き戸棚に手を伸ばして開く。中には黒いポリ袋、本などが入っていた。朽木は勝手な行動に怒り、小五郎はコナンを部屋から追い出す。
コナンが陽奈の電話番号を教えて欲しいと蘭に連絡すると、陽奈はちょうど蘭と一緒にいた。コナンは目撃した細長い円柱状のUFOの色を確認。陽奈はちょっとテカった黒だと答える。コナンはそれを聞いて朽木がブログに宇宙人の話をアップしなかった理由に気付く。この後、コナンは皆を集めて実験を行い、UFOの謎、事件の真相に迫る…。
sunny
blackmonkey
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えっちゃん
まばたき
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