名探偵コナン 2017年の13の情報・感想・評価

エピソード13
第857話 米花町二転三転ミステリー(前編)
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あらすじ
土曜の朝、高級住宅街にある公園で迷惑男の天城達也の遺体が発見される。第一発見者は会社員の福田為夫で、殺害されたのは昨夜9時前後。遺体は千枚通しのような物で全身を滅多刺しにされていた。目暮警部たちが捜査していると、パトカーを見つけたコナン、小五郎がやってくる。天城は昼夜なく騒音を轟かせてバイクを乗り回し、皆が迷惑していたという。遺体の傍らには血痕が付着した町内会長、番藤彦一の診察カードが落ちていた。番藤は住民から頼まれ、天城に抗議する話になっていたという。 目暮たちは番藤の自宅に話を聞きに行くが、番藤は酒に混ぜた農薬を飲んで服毒死していて、近くには血痕の付いた千枚通しが置かれていた。外の野次馬の中には抗議しろと一番せっついていた女子大生の江崎比呂の姿。高木刑事と千葉刑事は番藤が話を聞かない天城を刺殺後、観念して自決したと推理する。だが、野次馬の中にいた喫茶店経営者の金満豊子は番藤は人を殺害できる人ではないと訴える。 豊子は目暮たちを自分の喫茶店に案内し、昨日の昼過ぎに番藤が大学講師の千野洋介と店に来た事を明かす。千野は番藤の蔵の古道具を調べたが、お宝はなかったと報告していたらしく、その時、天城の話になったが、番藤は思いつめていなかったという。小五郎は番藤が玄関の鍵をかけずに自決した事を不審に思う。普通は邪魔されないように施錠するのだ。この後、農薬がボトル内の酒に混入された事が判明。自決するならグラスの酒に毒を入れるのが普通で、小五郎は自殺に見せかけた他殺と確信する。 さらに豊子は尖端恐怖症だった番藤に千枚通しは使えないと訴える。真犯人は天城を殺害後、番藤も殺害したのだ。この時、番藤の自宅のソファの下にライターが落ちていたという報告が入る。番藤はタバコを吸わず、家政婦の葉山栄子が夕方帰る時には落ちていなかったらしく、犯人の遺留品の可能性が高かった。ウエイトレスの蒲生小雪はライターを見て、千野のものだと証言。千野はこの町の住民ではなく、豊子は千野には天城を殺害する動機がないと擁護する。高木と千葉は千野が殺害したかったのは番藤と推理。番藤が天城への抗議を皆からせっつかれていた事を利用し、自殺の動機を作ったと考える。 千野は番藤の家の蔵で途方もないお宝を発見し、番藤を殺害して横取りしたというのが高木と千葉の推理だった。この後、目暮たちは杯戸大学にいる千野から話を聞く事に。疑われていると知った千野は天城に会った事もないし、番藤とは喫茶店で会ったのが最後と無実を訴える。千野は昨夜、自宅でミステリー雑誌の新人賞の応募原稿を審査していたと証言。大学時代、千野はミステリークラブの部長をしていて、その縁で審査を頼まれる事があるという。コナン、目暮はミステリー専門家の千野が現場で初歩的なミスをしていた事に疑問を抱く。コナンは真犯人が千野をハメた可能性があると考えて…。
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blackmonkey

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ガラの悪い男と、町内会長が殺された。