エピソード17
第861話 17年前と同じ現場(前編)

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あらすじ
コナンは阿笠邸のパソコンで17年前に棋士の羽田浩司がホテルで何者かに殺害された未解決事件を調べていた。同日、同じホテルでアメリカの資産家、アマンダ・ヒューズも殺害されたという。羽田の右手にハサミを握り締めた跡が残っていたと聞いた阿笠博士は今朝、奥穂町で殺人事件が起きた事を明かす。被害者は阿笠が発明したハサミを握ったまま息絶えていたという。そこにお裾分けを持った沖矢(赤井)が現れる。コナンはこの事件が気になるという沖矢と共に現場に呼ばれた阿笠に同行する事に。
被害者は不動産社長、樋山邦寿。事件現場は母屋ではなく離れだった。殺害方法は鈍器による爆殺。樋山は離れの部屋で襲われ、風呂場の脱衣所に逃げ込んだが、犯人に扉を破られ、トドメを刺されたのだ。脱衣所には割れた文字入りのコップの破片が散乱。樋山は犯人にコップを投げ、ハサミを持って迎え撃とうとした可能性が高かった。脱衣所の入口付近の破片には血が付着。これは第一発見者、元駄菓子屋の仙波和徳が破片を踏んだ時の血だった。
樋山は仙波の息子夫婦を言いくるめて勝手に土地を買収。仙波は文句を言いに来て遺体を発見したのだ。阿笠は仙波を犯人と疑う。だが、離れの窓には全て鉄格子があり、玄関にはボディーガードが2人いて、来た人をボディチェック。仙波が凶器を持って家に入る事は不可能だった。沖矢は脱衣所にある洗面台の蛇口が開きっ放しだったかを確認。高木刑事は蛇口が開いていたと答える。17年前も羽田の部屋の蛇口は開きっ放しだったのだ。今回の事件は17年前の事件と酷似。沖矢は父親が17年前の事件に関わっていた事をコナンに打ち明ける。
この後、現場に仙波がやってくる。先月、交通事故に遭って入院していた仙波はケガした左足をかばって歩いていた。仙波は沖矢に頼まれ、遺体を発見した時を再現する。仙波は部屋に樋山がいないため、扉が開いていた風呂場の脱衣所へ。仙波は血を流して倒れた樋山に駆け寄ろうとして破片を踏んだのだ。コナンと沖矢は再現した様子を見て、いくつもの矛盾点に気付く。仙波は疑われていると察し、返り血を浴びていないと無実を訴える。コナンと沖矢は仙波の服の乱れから、慌てて着た事に気付いていた。
沖矢は仙波が素足で破片を踏んだかを訊ね、鑑識課員はスリッパを履いたままだと答える。コナンと沖矢は破片が刺さったスリッパを見て何かに気付く。この後、沖矢は割れたコップに注目。コップはフサエブランドが食器メーカーとコラボしたものだった。その時、コナンと沖矢は鑑識課員たちが運ぶ遺体から漂う甘い匂いに気付く。遺体の傷口には蜂蜜のようなペースト状の物が付着していた。コナンと沖矢は犯人が樋山を殺害した方法を考えるが…。
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