名探偵コナン 2017年の40の情報・感想・評価

エピソード40
第884話 絵本から飛び出す爆弾魔(後編)
拍手:9回
あらすじ
毛利探偵事務所に立体絵本「チクタクじいじとみっつのとけい」とピンクのスマホが届く。この絵本は連続爆弾事件の予告状だった。犯人は病死した絵本作者の腹違いの兄で、爆弾製造の前科がある蛭川だった。蛭川は探偵を恨んでいて、有名な探偵の小五郎を事件に巻き込んだのだ。爆弾を仕掛けた場所はなぞなぞになっていて、コナンは小五郎、目暮警部、出版社編集長の朝永らと爆弾を捜索。小五郎は2つ目の爆弾をマンホールに投げ込み、何とか爆発を回避するが、コナンは何かが引っ掛かっていた。 この後、ピンクのスマホに「ゲームはまだ終わらない」と次の爆破を示唆するメールが届く。絵本には「さいごのとけいは、7のまんなかにとどけよう」と書かれていた。なぞなぞの答えのページは破られていて、小五郎は答えを覚えていないか朝永に確認する。朝永は答えを知らなかったが、100%ハッピーエンドじゃないラストは覚えていると明かす。実は重い病気だったチクタクじいじが他界するという結末で、十年後、孫息子が跡を継いで立派な時計職人になったというエピローグが救いだという。 小五郎はこのラストは爆弾の手掛かりにならないと判断。コナンたちは7で表すものとその真ん中とは何かを考える。1週間なら木曜日、虹なら緑色、音階ならファだが、小五郎は対象が多すぎると頭を抱える。7の真ん中を表す木、緑、ファと関係する場所は数えきれない程あるが、目暮は諦めず、警視庁をあげて総動員で爆弾を捜索すると捜査方針を決める。この後、朝永は編集会議があると目暮に伝えてその場を去り、警察官たちは総動員で木、緑、ファがつく場所、会社、学校、施設の捜索に取り掛かる。 コナンはこれまではなぞなぞを使いながら、ちゃんと答えが1つに限定されていたのに今回は違う事が引っ掛かる。コナンは小五郎がマンホールに投げ込んで爆発しなかった爆弾の事も気になっていた。3つ目の爆弾の捜索に警察官を総動員しているため、この不発弾の捜索は中断されていた。この後、コナンは蛭川の本当の狙いは別にあると推理。コナンはこの推理が正しいかを確かめるため、蛭川の過去の犯行について目暮に訊ねる。過去に蛭川は金融機関の金庫を爆破したり、現金輸送車を爆破したりして、多額の現金を奪っていた。コナンは恨みが動機と思われる今回の犯行には裏があると確信する。 この後、3ヶ所から3つの時限爆弾が発見される。その頃、ある通りでは警官が現金輸送車を停車させていた。警官は変装した蛭川だった。蛭川が発信機のスイッチをオンにすると2つ目の爆弾が爆発。爆風のあおりを食って現金輸送車は横転する。2つ目の爆弾は下水道を流れて現金輸送車の下辺りにあったのだ。発見された3つの爆弾は爆発せずにダミーと判明。最初から蛭川の狙いは混乱に乗じて現金輸送車を襲う事だったのだ。この後、匿名の110番通報があり、蛭川のアジトが発見されるが…。
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blackmonkey

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編集者が爆弾犯を、つかい、お金を盗もうとした。