エピソード37
第1263話 オノマトペがいっぱい/第1264話 本はおいしくよもう
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あらすじ
「オノマトペがいっぱい」
しずかを遊びにさそえず、ジャイアンからは意味もなくボコボコにされてしまったのび太が家に帰ると、部屋の中にドラえもんのすがたはなく、どら焼きだけがおいてあった。思わずそのどら焼きを食べようと手をのばしたところ、あまりの熱さにビックリ…!
ちょうど部屋にもどってきたドラえもんによると、『オノマトペホーン』というひみつ道具を使ったのだという。これを変えたいものに向けて、ギザギザやニャーニャーなど、ものの状態(じょうたい)や動物の泣き声などをあらわすオノマトペを言うと、その言葉通りの状態にできるというのだ。
さっそく、熱かったどら焼きに向かって、「キンキン」と言ったところ、今度は氷のように冷え冷えに…! さらにどら焼きを「フワフワ」にしてから食べた二人は大まんぞく。
その後、のび太のスボンのポケットからテストを見つけたママにおこられそうになったのび太は、部屋のドアノブに向かって「ツルツル」と言い放つ。すると、ママがドアノブをつかもうとしても手がすべってしまい、なかなか部屋に入ることができず…!?
「本はおいしくよもう」
パパから、買ってもらった偉人(いじん)の本の感想を聞かれたのび太は、てきとうに返事をしてしまい、まだ読んでいなことがバレてしまう。パパには、もう読まなくていいとおこられ、ドラえもんからは、君のためになるから読んだほうが言われるが、こういう本は開くだけで具合が悪くなると言い出すのび太。
それを聞いたドラえもんは、本にかけるとどんな本でもおもしろく読めるという『本の味の素(もと)』を取り出し、試しに算数の教科書にかけてみる。すると、とつぜんのび太が夢中(むちゅう)で教科書を読み始めた!
しかも、大笑いしながらどんどん読み進めるのび太。その様子を見たドラえもんは、パパから買ってもらった本にも、本の味の素をかけようとするが、のび太は本の味の素を手に外に出かけてしまう。
そして、しずかの家をたずねたところ、ちょうどケーキを作っているところだった。家の中に案内されたのび太は、テーブルの上においてあったおかしのレシピ本に、本の味の素をかけてみるが…!?
ドラえもんのび太の地球交響楽