エピソード32
第1470話 ドラえもん、セミになる

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あらすじ
夏休みの自由研究のために、アゲハチョウを卵(たまご)からかえして育てたという出木杉。その観察日記を見せてもらったみんなは、その完成度の高さに感心するばかり。出木杉に尊敬(そんけい)のまなざしを向けるしずかを見たのび太は、思わず自分も昆虫(こんちゅう)の観察をしたとウソをついてしまう。
話を聞いたドラえもんはあきれはてるが、のび太に泣きつかれ、しかたなく『コンチュウネクタイ』を取り出す。このネクタイをつけると、昆虫になりきることができ、昆虫の生態がわかるのだという。
さっそくアゲハチョウのネクタイを首につけたところ、のび太の体が光り出し、なんとアゲハチョウの卵になったからビックリ! 卵から顔を出したのび太に、ドラえもんはネクタイを1回引っぱると1日たつと説明。のび太が4回ネクタイを引っぱったところで、卵のカラがわれ、幼虫(ようちゅう)になったのび太が出てきた!
さらにネクタイを引っ張り、幼虫からさなぎ、さなぎから成虫になったのび太は大よろこびで部屋の中を飛び回る。その後、元のすがたにもどったのび太は、自分が昆虫になったら日記を書けないため、ドラえもんにセミになってほしいと言い出して…!?