映画ケーン

僕だけがいない街の映画ケーンのレビュー・感想・評価

僕だけがいない街(2016年製作のアニメ)
4.0
モノローグが入れ替わるのは面白かった。これは効果的で良い。
モノローグだらけのアニメの流れに乗ってドキッとさせてる。

良くある犯人の説明長い問題、今回もあるんだよな。全部説明しちゃう。
まぁ、トリックに関わる部分は説明するけど、それ以外の感情は絵で見せてたりする。そういう意味では親切な作りなんだけど…
役所広司とイーライ・ウォラックに撃たれるぞ!

犯人と父親を紙一重として描いてるのは面白い。そして、それを乗り越えて行く息子。

タイムリープ能力がある理由とかがスッポリ抜けてるのはやっぱ気になる。
この話を描く為のエンジンに過ぎないんだけど、そこは多少なりとも理由を作るべきだと思う。
「世界には絶対的な答えがある」と言っている様なものだし、あまり健全じゃない。そこに宗教性や新しい思想がある訳でも無し。
それに、主人公、あそこで犯人の顔見てるじゃん!何で子供に戻った時気付かないんだよ。

タイムスリップ、タイムリープもの特有のあの独特の雰囲気が出てるのは良くて楽しめた。
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