いや面白い。
勉強になります。
作品はほとんど満足の一定水準を超えている。収録作のすべてが10分前後というのが、ほんとうにいい。長編とは、これらの短編が原点にあって、膨らませていくものなのか。作文や小論文など、字数が足りないからと書き足していくと冗長になりがちで、書き過ぎたものを切り詰めるとビシッと締まる（キマる）、という経験則が小生にはあるが……。映画はまた別なのか。短いとアラが見えない。その通りですね。
映像表現の最先端を観た、とひとまずは言えるのか。Netflix入っててよかったと、ようやく思えたシリーズ。これ観ると、実写もCGもアニメもそれぞれにいいところがあるものなのだなぁ、と。個人的にはアニメーションの、ほとんど抽象絵画の域に達しているものが好み。Robert Valleyの『ジーマ・ブルー』とか、感銘を受けました。
18作中、小生のお気に入りは以下の通り。
Robert Valley『ジーマ・ブルー』
Damian Nenow『フィッシュ・ナイト』
Jerome Chen『ラッキー13』
ティム・ミラー『氷河時代』
Victor Maldonado, Alfredo Torres『ロボット・トリオ』
