Foufouさんの映画レビュー・感想・評価

Foufou

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波止場(1954年製作の映画)

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エリア・カザンといえば私にとっては『エデンの東』ですが、本作もちょっと似てますよね。主人公はオツムは兄貴に負ける弟、ヒロインは彼の良き理解者、みたいな。

いえ、他の作品を見ていないのですからこんなこ
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愛はステロイド(2024年製作の映画)

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予告編の作り方、もうちょっと考えないと。ネタバレになっとるがな。邦題も説明過多で品がない。台無しです。

グラインドハウスへのオマージュでしょうか。タランティーノの『デス・プルーフ』(傑作!)が刺さっ
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

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いやはや、素晴らしい映画じゃないかと途中までわたしゃ、釘付けでしたよ。

なんで見たかって? 予告編ですよ。前評判なんて知りません。ジェフリー・ラッシュの佇まい、バリトンの声、それからイギリス訛りとも
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プレデター:バッドランド(2025年製作の映画)

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目のつけどころが素晴らしい!
プレデターなんてもはや出涸らし、どうやって料理すんのよ……って半信半疑で見てみたら。

てか、これ、あらたなるプレデター・サーガのエピソード0ではありませんか。こういうの
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ゲームの規則(1939年製作の映画)

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監督のルノワールご自身が俳優として一キャラクター(オクターブ)を最初から最後まで演じております。クマの着ぐるみを着たりなんかして。なんか、もう、凄いね。

「戦争前夜」と但し書きがついている。ブルジョ
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ジュラシック・ワールド/復活の大地(2025年製作の映画)

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小学2年生の子どもと見ました。
子どもは怖いこわいと言ってクッションを顔の前から離さない。

防護服を着て、何重にも隔離壁のある、そういう厳戒態勢を敷いた施設に、オッサンがスニッカーズを口いっぱいに頬
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ガタカ(1997年製作の映画)

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思っていたのと違う……だけど、嗜好の許容範囲。主人公の正体がバレるかバレないか、手に汗握らない古典的なサスペンス映画です。

鑑賞に耐え得るのは、優生思想というタブーに対する曰く言い難い魅力と、俳優た
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

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上田誠氏のタイムマシンへの偏愛は筋金入りなのですね。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』体験が強烈だったのかしら。それとも『ドラえもん』?

過去と現在を行ったり来たりするのがもううるさいばかりで、小道
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チャンシルさんには福が多いね(2019年製作の映画)

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眞露の瓶が卓に並びましてね、卓を囲む面々はみな深くお酔いになって、まさにホン・サンスの映画のパロディのようなシーンから始まります。

監督のキム・チョヒ氏、お写真を拝見すると女優かと見紛うような麗人で
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DROP/ドロップ(2025年製作の映画)

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ホラーが見たい。
サスペンスが見たい。
クッション越しに画面を恐るおそる覗き込むような、そんな恐怖体験を与えてほしい。

で、見るもの定らずで気がついたら本作をポチッとしておりました。

この映画に出
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辰巳(2023年製作の映画)

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「唾吐き」とか「眦からつつーっと一筋涙が流れる」とか、白石和彌のルーティンを思い出します。

暴力描写は期待したほどではありませんでした。韓国映画には遠く及ばない。

役者の線が全体的に細いと感じられ
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

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小劇場特有のわざとらしい芝居とセリフ回し、そろそろナントカと命名されてもよさそうですが。三谷幸喜の映画とか『翔んで埼玉』とかね。これを嫌う人もいるでしょう。なんというのかな、みんないい人で賢げなんだけ>>続きを読む

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

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典型的な〈マジカル・ニグロもの〉ということに結局はなるのでしょうか。

見ていてそういう古き良き(悪しき)映画のテイストをどうしても感じ取ってしまいます。

絵も脚本も丁寧に作られているし、役者の演技
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

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タイトルとサムネで相当損をしてるんじゃないでしょうか。ちょっとチープで雑な感じがしませんか?

とまれ、中身は紛れもない一級品。久々に見ました、小劇団風味のキュートなSFラブコメ。元は舞台なのかな……
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パニック・フライト(2005年製作の映画)

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レイチェル・マクアダムスの可愛さにあらためて釘付けになる映画。

いまさら私がいうまでもないですが。

演出上の〈いい子〉……からの愛くるおしさ。天真爛漫な笑顔の向こうにちょっと影あってね。

文芸的
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マザーズ・デイ(2023年製作の映画)

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元凄腕諜報員もの。
現在は屈託もあらわで、ほぼアル中状態。ジュリエット・ビノシュから脂っ気を抜いたような、カッコいいおばさまです。

近接戦の迫力は……もう、これは仕方がないんでしょうか。女優の身体が
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ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)

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黒人社会がトランプをどう思っているのかをストレートに知る機会は貴重だし、彼らにとってベトナム戦争とはなんだったのか、こういう映画を見なければ考えもしなかったわけで、その意味では価値ある作品でしょう。>>続きを読む

歌うたい(2025年製作の映画)

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『歌うたい』とな…
また思い切った邦題です。

戸外は寒い寒い冬の夜。
いわくありげな男たちばかりが集う雰囲気ありありのバー。
いいじゃありませんか。

で、ときならぬ歌合戦が始まる。
いいじゃありま
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ジェイ・ケリー: 制作の舞台裏(2025年製作の映画)

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メイキング映像として秀逸でした。
目の前に人物を置いてインタビューするなんてのが一切ない。

あくまで映画の撮影現場を撮影するに徹している。それは、いってみれば手品の種明かしをするようなものだが、映画
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愚か者の身分(2025年製作の映画)

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まず脚本がおもしろい。
原作がおもしろいのかな。
伏線回収が実にスマート。

反社を扱った映画ですが、この細やかな演出はどうでしょう。鯵を捌くシーンとか、髪を洗うシーンとか、おや、となって鑑賞後に調べ
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地獄の警備員(1992年製作の映画)

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1992年ですか。申し訳ない、ドキドキもワクワクも、かけらもない。絵に描いたような低予算映画。これ、ほんとうに劇場公開されたのかしら。子どもの頃にテレビでよくかかったスピルバーグの『激突』なんか、怖く>>続きを読む

ジェイ・ケリー(2025年製作の映画)

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田中征爾監督の、「もっと話題になってもいいのでは」の一言に尽きる。

映画人一徹に生きて、オートフィクションさながらに映画愛、そして人生の光と影というやつを、ほとんど伝統芸よろしく反復しながら、映画人
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死に損なった男(2024年製作の映画)

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『鬼ゴロシ』と同時公開。
『メランコリック』でその才能に当てられた人なら、見るのは断然本作です。これ、無冠に終わってるの、ちょっと信じられません。

脚本が秀逸。
演出も素晴らしい。人物が建物沿いに並
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

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脚本の瑕疵、なんでしょうか。

職業を人に尋ねられて堂々と転売ヤーだと答えるものだろうかとか(そもそも不動産屋の査定が通るのか)、警察がおまえが売り捌いてるバッグ、偽物かどうか鑑定してやるから持ってこ
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ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

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もう、べいびーじゃないもんな。
テリー・ツワイゴフの『ゴーストワールド』を下敷きにした1がつくづく懐かしい……というか恋しい。あの頃はメイドカフェでバイトしたりとか、若い娘を主人公にした映画にありがち
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サブスタンス(2024年製作の映画)

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冒頭からハリウッドの文法でないことは一目瞭然。新進気鋭の作家の登場かと期待。

映し出される女(デミ・ムーア)の肉体がやたら大きい。プロデューサー(権力者)が故意に醜く撮られている。対して下っ端の男た
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死刑執行人もまた死す(1943年製作の映画)

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フリッツ・ラングが亡命先(ハリウッド)で撮ったナチス映画。

『M』などの共同脚本家でもある妻のテア・フォン・ハルボウとは32年に離婚、彼女はドイツに残って親ナチ小説を書き続け、戦後まで生きた、とある
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大洪水(2025年製作の映画)

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そもそも「洪水」ってなんでしたっけ。
これ、定義通りなのかしら?

まあ、それはどうでも、パニック映画のセオリーに反する形で、冒頭から「渦中」というのはなかなかセンスを感じました。これはアタリかも……
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午後3時の悪魔(2018年製作の映画)

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これはなんなんでしょう。
学生映画?
ローカルコンペの入賞作?
アスペクト比3対4の8ミリフィルム……って、そんなのデジタル処理でいかようにもなるから、油断ならない。調べて知ったかぶってもお寒いだけだ
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Demon City 鬼ゴロシ(2025年製作の映画)

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日本酒とのタイアップか……というボケはさておき。田中征爾、期待の大型新人といっていいでしょう。

本作、新しさはありません。何がやりたいかは明確で、あ、『キルビル』ですか、と。音楽も布袋寅泰ですし。韓
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JUNK WORLD(2025年製作の映画)

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「シリーズ二作目はつまならい」という映画のジンクスを証明する作品がここにまた爆誕……そんな感じです。

一作目の成功で、お金も時間も増えて、制作スタッフだって増えたはずなのに。これこそ本当にやりたかっ
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メグレと若い女の死(2022年製作の映画)

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ジョルジュ・シムノン。読んでないですねえ……。探偵物・刑事物といえば英語圏のものばかりで、フランス語圏のものをスルーしてきましたが、ここらで読んでみようかとなっていて、そんなおりに見つけた本作。パトリ>>続きを読む

わるい仲間 4Kデジタルリマスター版(1963年製作の映画)

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40分足らずのフィルム。60年代初頭のパリの風俗を知る上でまず貴重。踊り場なんてのがあったんですね。現在のクラブとは隔世の感があります。移民問題がちらと顔を覗かせるのも興味深い。

しかしせっかく正月
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サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

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安定のウディ・アレンでした。ここに描かれる老いらくの恋のありようはかなりリアティを欠くのだけれど、こうなったら魅力的な女性になら寝たきりになってもよろめくインテリ芸術家のなれの果てを描いてもらいたいも>>続きを読む

疑惑の影(1942年製作の映画)

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足のつき方にもう少し工夫が要るかなぁと思いましたけど、やはりヒッチコックといえば恐怖の演出ですよね。どう見せるのがもっとも怖いか、よく分かってらっしゃる。

安堵の後にほんとうの恐怖はやってくる。
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危険な女(1959年製作の映画)

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映画は一時間で十分撮れてしまうと思わせる傑作でございました。

文藝春秋?社内のデスクのシーンは、ちょっと驚きました。空間の捉え方がよき。

長らく中央線沿線に住む者としては、往時の東中野駅前の様子は
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