ハーブに謝りに行く回がボージャックホースマンを凝縮した回だったと感じた。
これまでもこのあともたくさん人を傷つけるボージャック。カラフルコメディだから、酷すぎるボージャックの言動も非現実的に思えてジョークに昇華されて笑って見ちゃったりして。この回も謝りに行くボージャック、不器用だなあでもちょっと偉いんじゃないとか思っちゃって。あれ、なんで許してもらえないんだ？って思っちゃって。でもそりゃそうで、ボージャックが傷つけた人はしっかり傷ついて傷ついたまま、人によってはトラウマを抱えて生きてきて。謝ったら治るような傷じゃないことに気づいた時にはもう遅くて。ボージャックもまた人を傷つけた事実を背負って生きていく。それをボージャックサイドでみていて少しでも面白がってしまった私もまた同罪なのかもなんて思ったわけ。
