ちょっとマシになったかと思えばまた最悪に、またマシになったかと思ったそばから同じ過ちを繰り返してしまう
ボージャックホースマンのこのダメ人間ならぬダメ馬っぷりにやれやれと思いつつ、このキャラクターこそが真実だ、と思う
最終話でダイアンが言っていた通り、人はみな良いヤツでも悪いヤツでもないので「良いヤツ」になることは不可能だし、「俺は悪人だから」と言い訳することも出来ない それでも「良いヤツ」でいる努力をし続けなければならない……（絶叫！！！！！！！！！）
6話、亡くなった母親へ追悼の言葉を捧げるボージャックを冒頭以外一度も回想シーンに入らず20分以上ただただ見せるという斬新（文にすると退屈そうだが）なエピソード、本当にすごかった
母親の最後の言葉にはなんの意味もなかった（シーズン2ハーブの葬式回が思い出される）、自分が意味を与えたかっただけってオチ、悲しすぎるがこれも「真理」すぎて絶叫
「番組を続けなきゃいけないからハッピーエンドには出来ない、それが一番リアル」のくだりでもまた絶叫
さて……どうやって終わるのか……終わってほしくないけど……（もう終わっている）
