映画ケーン

ガールズ&パンツァーの映画ケーンのレビュー・感想・評価

ガールズ&パンツァー(2012年製作のアニメ)
3.9
面白い!!

女の子達の人間模様みたいなのはあんま面白く無いんだけど、戦車戦が燃える!

戦車オタクじゃないけど、戦車について調べたくなるくらい面白い。

ただ、戦車をカッコ良く撮ったカットが全体的に少ない様に思う。もっと、装填部分を執拗以上に取るとか、ペダル部分を撮るとか、キャタピラを撮るとか、戦車詳しくないけど、そういう撮り方沢山して欲しかったな。
庵野ならやってくれた…!

それと、時代的な背景が全く見えない。なぜ戦艦に学校があるのか、とか。
あと、「戦争」そのものや「ある戦争」に対する作り手の考えみたいのが癖で観てしまうんだけど、そういうのがない。まぁ、それをやると暗くなるんだけど、そういう視点が無いと物足りなさを感じてしまう。

男根主義社会に男根の象徴たる戦車で報復!みたいな『女囚さそり』的な話でもないw
極めて平和。であるが故に少しキミが悪いけど。

戦車戦だけで2時間観たいって思ってしまったw
『パトレイバー2』の冒頭が2時間続く感じねw

とは言っても、部活をやる感覚で戦車戦をやる事による独特な世界観がこのアニメ、この設定ならではでそれが魅力だったりもする。

戦車に可愛いキャラクターのプリントして凶々しいからこそ格好良い戦車を台無しにしちゃう感が世界観出てて凄く良い。

映画が楽しみ!
映画ケーン

映画ケーン