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ガールズ&パンツァーのNNMNのレビュー・感想・評価

ガールズ&パンツァー(2012年製作のアニメ)
4.4
最高!

水島監督に吉田玲子さん構成脚本で島田さんキャラクター原案と、めちゃくちゃ豪華スタッフだな〜と思いながら何気なく観たのですが素晴らしかったです。

まず設定と世界観がアツい。
女子高生が戦車に乗るアニメ、というだけで作れそうなところを、茶道や華道などと同じ括りで戦車道が乙女の嗜みである、という世界観から設定として据えてしまう発想は凄い…
それによって、戦車というゴツい兵器を扱っても人が死なず血も流れず、白旗があがるだけの試合として観られるのが最高です。

さらに感動したのがキャラクター同士の関係性です。普通こういった系統ってチーム内でのいざこざがあったり反発しあったりがあって、それを乗り越えて絆が生まれるところをストーリー展開のメインに持って来ることが多いと思いますが
ガルパンは最初から全員が良い子で、
お互いに思いやりを持って相手を大切にすることを知っている女の子たちばかり。
そんなキャラクターたちの姿勢を見て、観ている側が心を動かされるような作品でした。

試合シーンも他のアニメにはない迫力や面白さがあって新鮮でしたし、最後の試合は戦術面も面白かったです!
アニメオリジナルなので12話でのまとまりや緩急、最後の盛り上がりなどとてもうまく構成されていて、満足して観終えることができました!
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