人間の王子2人と、その命をねらうエルフ。おどろくべき事実を知ったかれらが手を組んだとき、そう大な物語が始まる。争う世界に平和をもたらすために。
ムーンシャドウ・エルフがこうげきしてくることを知ったカトリス王国のハーロー王は、2人の王子カラムとエズランを安全な場所へにがそうとする。
カトリス王国の兵を殺せなかったレイラは、役目をはたそうと決意して城にしのびこむ。ヴィレンは王の命を守るため、ある方法をていあんする。
エルフの力が強まる満月の夜が来た。ドラゴン王子の卵があればこうげきを止められると考えたレイラと王子たちだが、そこにクラウディアが現れる。
もっと魔力(まりょく)が使えるようになりたいカラムは、レイラたちとバンサー・ロッジへ。カトリス王国ではある人物が新しい王の座をねらっていた。
なかなか魔力を使いこなせないカラム。アマヤ将軍は、意見が対立するヴィレンを信用できない。ボートで川を下るレイラたちは次々と困難におそわれる。
アマヤ将軍の部下からのがれたレイラは、王子たちを連れて山を登っていく。ヴィレンはソーレンとクラウディアに、それぞれ秘密の任務をあたえる。
レイラが短剣(たんけん)を追う間、光が弱まった卵を救う方法をさがす王子たち。クラウディアはついせきの呪文(じゅもん)に必要なものを集める。
エリスの案内で、魔物(まもの)たちがいるという"のろわれたカルデラ"を進むレイラたち。ヴィレンはルナーンから鏡のことを聞き出そうとする。
エズランのかつやくで、ついに目的の場所にたどりつく一同。そこでレイラたちが目にしたものとは。そして無事に卵を救うことができるのか。