『ベイマックス』のその後の話として、介護ケアロボットの役目としてサンフランソウキョウの人々(と猫)のお悩み解決をしていくシリーズものの短編作品。
心の傷を癒す事以外にも、初潮やLGBTQの悩みなどかなりセンシティブな問題をぶち込んでくる。こう書くと反発を招きそうだが、そういった生々しい問題を『ベイマックス』の現実を舞台としない架空都市世界で描くアンバランスさは正直気になるのだが、最終話に繋げる構成は実に見事。一つ一つのアンバランスさを見事にまとめ上げる。
既存キャラと新キャラのデザインの差や諸々の演出などクオリティで気になる点はあるが、最終回のインパクトで全て許してしまう。