抹茶マラカス

アイドルマスター シンデレラガールズ U149の抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

4.0
じっくり個々人の担当回をした上で、主人公ポジションの橘ですさんに焦点を当てた11話、そしてライブ回となる最終話はめちゃめちゃ良かったので、すごくいい点をつけたくはなったんです。(ライブ絵コンテ河森さんでなるほど!となった)なったんですが、ほぼ児童という年齢の彼女たちに対して「子どもだから」で機会を奪ってはならない論が展開される中で、アイドルとしてのキャラ付け以外の部分でいろんな機会を奪ってるように見える。児童労働とアイドル、あるいはそこに対比されるように働き詰めをギャグにするプロデューサー、それを画面の向こうから我々が見ていく搾取の構造、もやもやする部分が解決されなかった。プリキュアや学生アイドルだと気にならないところがどうしても気になるのは、自分の中のどんな違いなのだろう