このレビューはネタバレを含みます
今では沢山深夜アニメを見てきましたが、このアニメが無ければこの世界に出会うことはなかったと思います。バトル系の作品が沢山見たいと中学生当時思っていた最中、この作品に出会い度肝を抜かれました。少女たちが自分の能力でバトルする、しかもその裏には学園都市の巨大な陰謀がある...。これが禁書の外伝であることは実は1期を見終えた後に知ったのですが、ここからとある沼にハマっていきました。特に悪役が好きな僕としては木山先生の立ち位置は最高に好きでした。何か目的があって主人公の前に立ちはだかる姿は格別にかっこよかったです。アニメオリジナルの後半はしっかりと木山先生が報われる形で終わってくれて、最高の終わり方になったと思います。2009年の作品の中でも群を抜いて作画も良い作品だと思います。あくまでも禁書の外伝ということで、名作として名を残しにくいかもしれませんが、漫画や立川とのタイアップ、キャラクター性や色々なほかの要素も含めてこの作品程のものは少ないと思っています。本当にこの作品に出会えて良かったです。