公開順2作品目、アニメシリーズ版第1期「攻殻機動隊 stand alone complex」
最高です。
押井守版の劇場版では深くて広い哲学を短い中にキュッと描いた攻殻機動隊だったけど、今回はアニメシリーズとだけあって丁寧に「攻殻機動隊」という作品が描かれていた。
一見刑事物なんだけど、攻殻機動隊ならではの近未来かつサイバーパンクな世界観にアイデンティティや善悪などの色々な哲学が込められていて、熱く盛り上がりながらも考えさせられる最高の物語。文学からの引用も多く、各キャラクターのセリフも核心をつくような、はたまた疑問の種を植え付けるような言葉が多いのが良い。そしてまた、9課が追いかける犯人もしくは容疑者サイドにもただの敵として片付けられるのではなく、しっかり個としての考えがある所も心に沁みる。(汚ねえ奴もいたけど😅)
途中で流れるサントラが物語の流れととても合うしめっちゃカッコよかった、、。Op初めて観た時ビックリした。
最終話の難しい言葉の応酬はこのアニメシリーズ第1期を総合的に説明してた感じでしたね。難しいように見えて実はただの答え合わせと解説と解釈。
タチコマ可愛すぎる!!少佐カッコ良くて素敵だけど露出度高すぎない?!(笑)
次は公開順でいくと「イノセンス」かな!